ALTRA初のドロップシューズ ALTRAFWD EXPERIENCE
ALTRA史上初めて、ドロップ差のあるALTRAFWD EXPERIENCEが発売されました。
ドロップ差のあるシューズを開発した理由
なぜALTRAが4mmドロップのシューズを開発したのかというと、創業者の一人であるブライアンは次のように述べています。
「創業時から、多くのランナーがドロップ差のあるシューズに慣れていることを考慮し、ドロップ差のあるインソールとシューズの試作品を作成してきました。ゼロドロップへの移行には時間が必要だと考えていました。」
実は、ALTRAが初めてシューズを開発する際から、ドロップ差のあるデザインを考慮していました。
多くのランナーが普段10mm前後のドロップを持つシューズを使用しており、いきなり0mmドロップのシューズに切り替えると、一部の人には違和感が生じることが予想されました。
しかし、ALTRAは創業当時から現在に至るまで、0mmドロップが最も自然な走り方を促し、怪我のリスクを減らすという考えに変わりはありません。
そこで、0mmドロップへの移行をサポートするためのトランジションシューズ(移行期間用のシューズ)として、低ドロップのシューズの開発を進め、ようやく満足がいくシューズが開発できたため、発売に至りました。
ALTRAの特徴はゼロドロップ以外にも
ALTRAの特徴は0mmドロップだけではありません。「フットシェイプ(足の形に合わせたデザイン)」や「フレキシブル性(足の動きに追従する柔軟性)」など、独自の特徴を持っています。「ALTRAFWD EXPERIENCE」はこれらの特徴を活かした低ドロップ設計で、ALTRAを初めて体験するランナーや、以前試したが合わなかったランナーに新たな体験を提供します。
このシューズが、怪我なく一生涯にわたってランニングを楽しむための第一歩となることを目指しています。
フットシェイプ
「フットシェイプ」とは、足の形に合わせた広いつま先のデザインを指します。これにより、外反母趾や内販小趾などの足のトラブルを起こしにくく、着地時に足指が広がりやすくなり、安定性とアーチの機能を最大限に活かします。
また、足指が窮屈にならないため、長時間の着用でも快適です。
フレキシブル性
「フレキシブル性」は、シューズが柔軟であることを意味します。ランニング中、足は様々な動きをします。シューズは出来る限り足の動きに追従できるように設計されており、例えば足が屈曲する位置でシューズも屈曲します。この柔軟性がランニング障害を減らす要因となります。
シューズ独自の特徴として以下のようなものがあります。
軽量
MENSモデルは240g(28.5cm)、WOMENSモデルは201g(25.5cm)と軽量設計で、軽快な走りをサポートします。
少し硬めの感覚
ミッドソールには圧縮されたEVAフォームを使用。これにより少し硬めの接地感を提供し、スタックハイトは30mm前後で、クッション性と安定性、反発性を兼ね備えています。柔らかすぎる接地感が苦手な方にも適しています。
フィット感
スタンダードフィットで、ALTRAのオリジナルフィットと比べると少し狭めに作られています。これにより優れたフィット感を実現し、接地時のブレを減らし、次の一歩への移行をスムーズにします。また、かかとのフィット感も非常に優れた作りとなっています。
ALTRAFWD EXPERIENCEは、ALTRAを初めて履く方、以前試したが合わなかった方、アキレス腱炎の方にもおすすめです。是非お試しください。