"ママアスリート "たちのやりくり術

母親であることは、フルタイムの仕事である。
アスリートであることも、フルタイムの仕事である。
“ママさんアスリート ”たちは、その両方を行うための時間、エネルギー、そして情熱を生み出し、そして、バランスを保っている。
母親でありながらアスリートであることは、どのようなことなのでしょうか。
アルトラのエリートアスリートたちは、どのようにすべてを実現しているのか話を5人のアスリートママに聞いてみました。
CARETH ARNOLD(トレイルランナー)
Q: 母親になり、ランニングのキャリアを保つためにどんなことをしましたか?
娘の妊娠がわかったのは私がちょうど長距離を始めた時でした。産後もまずランニングを継続することに集中し、それが私をより強い競技者にしたと思っています。
Q: 走ることと母親であることのバランスをどのようにとっていますか?また、秘訣がありますか?
両立のためにトレーニングができる時間は限られているので、天候や疲れに関係なく行う必要がありましたが、室内用有酸素トレーニングマシンのおかげで、一人で子育てをしているときでもトレーニングが可能です。
授乳中のレースは、娘も私も離れられない時期でしたので、一生懸命走っていました。
Q: 子供たちには人生の道しるべとしてどのように伝えてますか?
私の願いは、子供たちが「ルールと集中力と熱量があれば、目標を達成することができ、困難を克服することができる」ということを理解してくれることです。
Q: ランニングをしていない時に子供と過ごす好きな時間はいつですか?
トレーニングや仕事、母親としての仕事をこなしているとき以外は、娘との時間に没頭するようにしています。
娘と一緒にいるときに他のことをするのはお互い気分が下がるので、「二人の時間」を設けて、楽しんでいます。
JACKY HUNT-BROERSMA(ランナー)
Q: 母親になり、ランニングのキャリアを保つためにどんなことをしましたか?
子供たちは私の行動をすべて見ているので、子供たちのためにももっと頑張ろうと思います。
Q: 走ることと母親であることのバランスをどのようにとっていますか?また、秘訣がありますか?
バランスを取るのは間違いなく難しいです。夜は宿題や夕食作りなどで忙しいので、早朝や子供が学校の時間にトレーニングをしています。
トレーニングをしていないときは、家族での時間を過ごし、定期的にゲームを一緒にする時間を設けています。子供たちはその時間が好きみたいです。
Q: ランニングをしていない時に子供と過ごす好きな時間はいつですか?
家族で一緒に楽しく何かするのが好きです。
ハイキングやボードゲーム、裏庭で音楽を聴いたりしています。
KARA GOUCHER(元オリンピック選手)
Q:母親になり、ランニングのキャリアを保つためにどんなことをしましたか?
母親になったことで、私のキャリアは更に前進させることができました。
人生にはランニング以上のものがあると思えるし、嫌なことがあっても忘れられるようになりました。
子供に努力する価値があることを伝えるために、私は走ることを続けていこうと思います。
Q: どのように走ることと母親であることのバランスをとっていますか?また、秘訣はありますか?
バランスは取れていないです。
大事な大会の準備をしているときは、子供の行事に参加したり、日中一緒にいる時間は少なかったのです。
大会が終わると、できるだけ多くの時間を子供と過ごすようにしました。
常にギブアンドテイクが必要。でも、そうすることで子どもたちは、お母さんが今は夢を追いかけている時で、すぐにまた家族の時間が取れるということを理解してくれます。
Q: 子供たちには人生の道しるべとしてどのように伝えてますか?
息子は、私が3度目のオリンピック代表を逃したのを近くで見ていたので、時にはすべて正しく行っても夢を達成できないこともあるということを理解しています。
しかし、だからといって挑戦する価値がなかったということにはならない。
息子が私の成功も負けも見てくれたのは嬉しい。人生はトリッキーで、常に浮き沈みがあるから。
Q:ランニングをしていない時に子供と過ごす好きな時間はいつですか?
息子が見ている世界を一緒に見るのが好き。彼が新たな発見をしているところを見るのが好き。
ゲームボードで遊んだり、陸上競技を見たり、あとは彼の興味があることを私も知りたいという気持ちを伝えています。
AMANDA BASHAM(トレイルランナー)
Q:母親になり、ランニングのキャリアを保つためにどんなことをしましたか?
母親になったことで様々な点からより良いランナーになったと思います。
細かいことは放っておいても、思い通りにならない時の対応力も培いました。
長距離レースは、辛いときを乗り越え、予定外の状況にも対応できるようになるので、このスポーツは母親のために作られたんではないかと思っています!
Q: どのように走ることと母親であることのバランスをとっていますか?また、秘訣はありますか?
まず、バランスが取れないことの罪悪感はかなり前に手放しました。それは母親が抱く一般的な感情だと思うし、私も子供を産んでからその感情になりました。
そもそも走ることは母親たちに罪悪感を抱かせるものではないし、私にとって自分が好きなことを続けられることが、より良い母親になること。
また、私は毎日きちんとバランスを取ろうとしていません。トレーニングの大事な段階の時は、家族での時間は制限されますが、回復期やレースがない時には、家族の時間が最優先。
そうすることで、全体としてとてもバランスの取れた生活を送ることができています。
Q: 子供たちには人生の道しるべとしてどのように伝えてますか?
ランニングでは、目標が大きくなればなるほど、多くの失敗があります。
子供たちには、大きなことを成し遂げるには多くの失敗が必要で、立ち上がって挑戦し続けるしかないのだということを理解してほしいと思ってます。
Q: ランニングをしていない時に子供と過ごす好きな時間はいつですか?
うちの子供はまだ幼いので、何よりも遊びに行くことが好きみたいです。
ブランコに乗ったり、ほかの子と一緒に遊んだり。お気に入りのカフェでお菓子を食べて、公園に向かうこともあるので一人育児の日も大丈夫です。
ALYSIA MONTANO(オリンピックランナー)
Q: 母親になり、ランニングのキャリアを更に向上させるために、どんなことをしましたか?
私は子供たちに本当の意味で人生は自由に生きることができるのだと教えていきたいです。
自分の人生は他の誰にも指示されずに自分自身が信じていく必要があること、そして自分自身に忠実であること、喜びを見出すということ。
母親であると常に「もっと頑張れ」と期待されてしまいますが、私にとっては母親であることが自分の人生を幸せにさせてくれます。
私にとって、ランニングと母性は共にあるものです。どちらも五感を使って人生を体験する機会を与えてくれ、私はその両方によってより良い人生を送ることができるのです。
Q: どのように走ることと母親であることのバランスをとっていますか?また、秘訣はありますか?
その時に優先すべきことを確認できるようカレンダー設定をしています。
私にとって運動も譲れないことであり、家族のためでもあります。家族や自分の幸せに影響しないのであれば、周りからの要求に「ノー」と言えるようになることが大事です。
以前は周りの人からの要求に全て「イエス」と答えないといけないと思っていました。しかし結局は自分自身を失望させ、圧倒され、消耗し、家族に心配される姿を見せてしまいました。
「ノー」ということは悪いことではないし、自分も相手も大切にすることです。
Q: 子供たちには人生の道しるべとしてどのように伝えてますか?
私は子供たちが様々な経験をしたときに感じたもの、見たもの、聞いたものを今後活用できるように導いていきます。
肉体的につらい時や素晴らしい経験の時に今までの様々な感覚を思い出して人生のツールとして自分で調整していくことができ、その先にもっと素晴らしいことがたくさんあるんだと感じてほしいのです。
人生にはデコボコした道もあれば、滑らかな道もあり、急な上り坂もあれば、急な下り坂もあり、時にはその先が反対側かもしれません。ですが、本当に辛くなったら休めばいいのです。
Q: ランニングをしていない時に子供と過ごす好きな時間はいつですか?
私たち家族はアウトドアなことが好きで、自転車に乗って探検したり、自然の中で見つけたものを観察するのが大好きです。
子供たち目線の世界は最高で、子供たちが探検し、発見する喜びをゆっくりと見守っています。