ALTRA JAPAN アンバサダーのシューズレビュー(菅谷 美沙都さん)@RIVERA
菅谷 美沙都さんには、2021年に新しくリリースされたロードシューズ RIVERA(リベラ)のレビューをいただきました。
美沙都さんは2020年1月にお子さんを出産され、現在は限られた時間のなかでやりくりをしてランニングを続けているそうです。また、大学教員としてスポーツ経営学の研究・教育活動や指導者としてもご活躍されています。
使用モデル
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モデル:RIVERA(リベラ)
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カラー:BLACK (ブラック)
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サイズ:WOMENS US 6.5 inch (23.5cm)
■実際に履いてみたシューズの所感を教えてください。RIVERAの気に入ったポイントなどありましたら併せて教えてください。
最初にRIVERAを手にした時、「今までのALTRAシューズの中で最もスリム!こんなに軽いの?!」と率直に感じました。正直、私はロードシューズについてはソールが厚めでクッション性のあるPARADIGM(パラダイム)やTORIN(トーリン)を好んで履いていましたので、今回RIVERAを手に取ったときはちょっと衝撃でした。今までとは少し志向の違うモデル…そしてこの軽さ…RIVERAに足を入れる瞬間はドキドキでしたが、履いてみたら違う衝撃が!足全体を優しく包み込むような柔らかい感触、まるでオーダーメイドで作ったかのような絶妙なフィット感、今までのシューズにはない感覚でした。
RIVERAは「ALTRAの機能を集約したTHEランニングシューズ」というキャッチコピーが付けられていますが、まさにその通りだと実感しました。反発性の高いAltra EGOミッドソールが搭載されており、PARADIGMにも近いクッション性を兼ね備えているのにこんなに軽いとは!びっくりです。
私はWOMENSのBLACKを履いていますが、デザインがごちゃごちゃしておらず非常にシンプルで、どんなスタイルにも合わせられるのでとても気に入っています(ランニングシーンだけでなくビジネスシーンでも履いています!)。また、シューホールがとてもしなやかなので、シューレースを締めてもストレスがありません。足に優しいシューズとはこういうことなのか、と、RIVERAを履いて実感しています。
■サイズやフィット感は他のモデルに比べてどうでしたか。
ALTRAの他のロードシューズと比べて、とてもスリムに感じました。その分、PARADIGM(パラダイム)やINTUITION ※(イントゥイション)よりもフィット感は高いです。足とシューズがまるで一体化しているような感覚です。足幅が細めなので、通常のサイズですと少しタイトに感じるかもしれません。重量は197gと、DUO※と同じくらいの重さですが、DUOよりも優しい履き心地です。RIVERAは、ただ軽さとスリム化を重視しているのではなく、軽さの中にもしっかりとした安定性が保たれていて、フルマラソンやそれ以上の距離のレースでも十分活躍できるシューズだと思います。
※INSTINCT(インスティンクト)の女性版モデル。INTUITION(イントゥイション)は販売終了しています。 ※DUO(デュオ)は販売終了しています。
■今回はどのようなシチュエーションで使用しましたか?また、このモデルはこういったシーンでも活躍しそうだという想定ができそうであれば教えてください。
2020年1月に息子を出産し、私のランニングライフは一変しました。息子が生まれる前は、毎日走り、週末は各地のレースへ出場するという生活を送っていましたが、今は子供中心で、30分走る時間をとるのもやっとのことでして(涙)。しかしながら、ALTRAのシューズは毎日履いています!特にRIVERAはデザインがシンプルなので、デイリーユースができてとても嬉しいです。子供と外出するときはどうしてもバタバタしてしまうので、脱ぎ履きがスムーズにできるのも良い点です。ランニングシーンのみならず、日常使いもできる汎用性の高いシューズだと思います。
■シューズを選ぶ際、重要視しているポイントを教えてください。
私の場合、フルマラソンやウルトラマラソンに挑戦していたので、ロードシューズを選ぶ一番のポイントは「安定感」ですかね。
重量が重いシューズの方が安定性が高いと思いがちですが、今回のRIVERAのように軽量でも安定感がしっかりあるシューズもあります。逆に、ただ重いだけのシューズは足への負荷がかかるだけでマイナスです。42.195Km、100㎞という長い道のりを共に歩む最大のアイテムですから、自分が心から信頼できる相棒(シューズ)を選ぶことが重要だと思います。
あとは「デザイン」でしょうか?!やっぱり自分が好きなカラーのシューズはテンションが上がります!ALTRAのシューズでも私の好みのデザインのものは、やはり長く愛用しています。
スペックも大事ですが、「これ!かっこいい!」といったフィーリングも大切ではないでしょうか。